例えば、それぞれの金融機関によって、限度額や審査にかかる時間、実際の融資までの時間やその手順、返済方法にも違いがありますから、どの業者でもOKというわけにはいきません。
とは言っても、キャッシングサービスの数は決して少なくないので、希望に沿ったサービスを提供している金融機関は、きっとあるはずです。
例えば、インターネット上にある総合情報サイトなど最新の情報を豊富に扱っているホームページを使ってみると良いでしょう。
手軽で簡単に申し込みできるキャッシングですが、申込には本人確認できる書類を用意しましょう。
運転免許証が一般的ですが、これがない時にはパスポートや健康保険証が使えます。
もちろん、一つの書類があれば十分です。
免許があれば、そのほかの書類を取り寄せなくても大丈夫です。
また、数は多くありませんが、住基カード(住民基本台帳カード)やマイナンバーカードも受け付けてくれる業者がありますので、よく確認してください。
もしも、お金を貸せば、災難に巻き込まれることになるでしょう。
名前を借りるだけでも危険です。
軽い気持ちでお金を借りようとして金融業者に年収の証明書類の提出が必要になることがあります。
それを提出したにもかかわらず貸せるのは、その年収の三分の一までだといわれてしまうわけです。
そのため、さらにお金を借りたい人がやってしまうのが、自分ではなく、他人名義でのキャッシングです。
しかし、それはお金を借りるのと同義ですので、避けてください。
銀行が提供する銀行系キャッシングの一番の特徴は、低金利なことが挙げられます。
それに、総量規制(借入限度額が最大でも年収の3分の1までとされること)がありませんから、借入限度額が高いのもポイントでしょう。
もちろん、即日融資もできますし、銀行だからこそ信頼がおけるのも、他にはない特徴でしょう。
また、大手銀行であれば提携ATMが多いので、借入返済のしやすさも折り紙つきです。
一方で、審査は厳しめのため、融資を受けられる人は限られますが、条件が許すのであれば、銀行系のキャッシングのほうが利便性は高いです。
巷でよく聞くキャッシングで支払いを怠っていたら差し押さえられるというのは本当のことなのでしょうか。
私自身も過去にキャッシングをしたことがあり、数回滞納をしたことがありますが、差し押さえされたことはたったの一回もありはしませんでした。
滞納を繰り返したら差し押さえになる場合があるかもしれません。
キャッシングの返済を滞りなく続けている方は、追加融資が可能になるでしょう。
とはいえ、返済遅延の過去があったり、借入から時間をおかずに何度も借入した経験があるのなら、追加融資は望めません。
金銭管理が杜撰だと判断されるためでしょう。
今のキャッシングの状態で限度額の増額が可能かどうかは、業者に電話すれば教えてくれるはずです。
ですが、一度追加融資を断られたにもかかわらず、繰り返し電話して増額申請したりすると、追加融資どころかキャッシングが利用できなくなるかもしれません。
クレジットカードや携帯電話料金の延滞など、金融事故歴があると判断された場合はキャッシングの審査には通りません。
ですが、税金が未納の場合は特に問題なくキャッシングで融資を受けられます。
税金は延滞すると高い利息を払わされるので、キャッシングで受けた融資で税金の支払いを済ませる人も多いのです。
税金の未納が続くと財産が差し押さえされるケースも少なくありません。
ですから、未納分の税金がある場合は、早めに払っておいた方が良いです。
もし、一度に払えないという場合でも、税務署に相談すれば分割して納税できるようにしてくれたり、特別減税の対象であれば、減税も可能です。
税金が未納になる場合は、それが分かった段階で連絡しておくようにしましょう。
いくつかの会社のキャッシングを同時に利用するときは総量規制の対象になってしまうため、利用可能額が各社合計でどうなるかをよく確かめてから申請することが必要です。
なぜ総量規制を設けているのかというと、申し込む人が高額すぎるお金を返済能力をこえて借りすぎることを事前に防止するためで、年収の額によってこの上限が定められるので、自分がいくら借りているかを確認した上で判断する必要があるのです。