さらに、いくつもの借入先があるケースでは、一本化のためにも借り換えを行うことができたら、ますますメリットは大きくなります。
実際問題、一本化すれば、お金を返すところが一つになるため、忙しくても返済忘れがなくなりますし、借り入れの金額が多くなることで金利が下がる場合もあるでしょう。
あまり知られていないのですが、これまでにキャッシングを使ったことがないというケースでも、事故アリと判断されることがあります。
普段使っている携帯電話やクレジットカードの支払いに間に合わず、滞納してしまった場合などです。
およそ5年から10年はこの情報は記録されますから、例えば、学生時代に携帯電話料金を滞納したことがあるのなら、それが原因で審査に落ちてしまうということも少なくないのです。
今後のことを考えて、返済は絶対に期限を厳守するようにしてください。
新たに借り入れを申し込もうと思ったら、すでに他の金融業者からの借り入れがある場合は、注意しなければなりません。
軽微な延滞でも繰り返していたり、現在の債務残高次第では審査に支障が出てくると思います。
実際に延滞中でも借りることができた人はいますが、あくまでも業者判断ですし、もし融資が受けられても金利面で納得がいくものでなかったり、不自由はあるようです。
口座残高不足による短期の延滞ならともかく、3ヶ月を超える延滞があるときは、新規にカードローンを組むことは断られるはずです。
ただし、延滞から一定年数が経過している人はこの限りではありません。
最速のキャッシングはどこかという質問をよくされますが、ここ最近、大手銀行がだいぶ早いということを聞く頻度が高いです。
最も早い場合、30分程で審査完了となるところも出てきているらしいです。
審査が早く済むので借入金の振込を待つ時間も早くて嬉しいですね。
意外と勘違いしている人が多いのですが、キャッシングの返済は予定の返済日のほかに返しても良いのです。
一般的に「繰り上げ返済」といわれ、日割り計算が適応されていますから、借入期間を短くすることで、早く元金を減らせますから、これからの利息分が少なくできるはずです。
ボーナス月や金銭的ゆとりが出た場合は、返済日以外に繰り上げ返済しておくと、返済額のみならず、返済期間もかなり減らすことができるのです。
銀行系のキャッシングの最大の特徴といえば、低金利なことが挙げられます。
また、銀行系は総量規制の対象外になります。
総量規制とは、融資の金額を年収の3分の1以下にしなければならない規制のことですから、比較的、借入限度額が高くなります。
当日中に借りられるのはもちろん、なにより、信頼性が高く、安心感があるのが銀行系キャッシングの特徴だと言えます。
それに、提携ATMの数が多いため、最寄りのコンビニなどからでも借入返済できるのは便利です。
とはいえ、審査はノンバンク系より厳しくなりますから、審査落ちしてしまい、融資を受けられない人も多いのですが、審査をパスできるようなら、銀行系キャッシングの融資を受けた方が便利に活用できるのではないでしょうか。
ときどき、インターネットや雑誌の中で現金が必要な時に、クレジットカードの現金化を勧める広告が掲載されていることがあります。
ショッピング枠を使って現金を得る、とのことですが、キャッシングと何が違うのか分からない方も多いでしょう。
一見、似たもののように見えますが、実際は全く違います。
金融機関からお金を借り入れることをキャッシングといい、ショッピング枠の現金化とは、クレジットカードで商品を購入し、その商品を業者に買い取ってもらうことで現金を手に入れるというものです。
原則的に、この方法は利用規約に反し、クレジットカードの利用が停止される恐れがあります。
また、購入金額と売却価格を考えた時、その差額が大きく返済費用にも満たないので、結果的に損をしたのと同じことになってしまいますから、安易にやってみようなどとは思わないでください。
複数の会社から同時にキャッシングでお金を借りたいというときは総量規制の対象になってしまうため、利用可能額が各社合計でどうなるかをよく確かめてから申請することが必要です。
消費者金融の会社が、この総量規制というものを設けているのは、キャッシングを利用する人があまりに高い金額を返済のあてもないのに借り入れすることを防止するためで、年収の額によってこの上限が定められるので、自分のキャッシング利用額が今いくらなのか確認して判断する必要があるのです。